福永信『一一一一一』

まずこの本のタイトルは「いちいちいちいちいち」と読みます。 地の文はほぼなく、会話形式でストーリーが進んでいくのですが、それがまた非常に奇抜です。 どう奇抜なのかというと、語り手のセリフが物語の進行を握っていて、聞き手はそれに相槌をうつのですが、その相槌というのが「ええ」「そうですね」「そのとおりです」といった種類のも... Read More