福永信『一一一一一』

まずこの本のタイトルは「いちいちいちいちいち」と読みます。 地の文はほぼなく、会話形式でストーリーが進んでいくのですが、それがまた非常に奇抜です。 どう奇抜なのかというと、語り手のセリフが物語の進行を握っていて、聞き手はそれに相槌をうつのですが、その相槌というのが「ええ」「そうですね」「そのとおりです」といった種類のも... Read More

模倣犯

同僚が宮部みゆきさんの小説はとても面白いから読んでみてと言って、彼女から最初に借りたのが「模倣犯」でした。 今まで色んなミステリー小説を読んだり、ミステリードラマを見たりしてきた私でしたが、この「模倣犯」という小説には本当に引き込まれていきました。 次々に起こる誘拐事件を、加害者・被害者、そしてその関係者の視点から多面... Read More

仮面同窓会

はじめの5、6ページを読んだあたりから自然に引き込まれていきました。 高校の同窓会で旧友たちと再会を果たし、思い出話に華を咲かせるだけならよかったのですが、語らっているうちに話は意外な方向へと進んでいきどんどん先を読みたくなります。 強い名古屋弁での会話というのも珍しくて興味が沸きました。 最近の若い人たちはあまり使わ... Read More

変わった経歴の著者が書いた「気軽に生きるコツ」が書かれている本のおすすめ

ご紹介する本は「脳に振り回されない生活」というタイトルの本で、著者は小池龍之介さんです。 この著者の経歴が少し変わっています。東京大学教養学部卒で仏の道に進まれた方です。 現在は月読寺の住職をされながら、執筆活動、路上生活での放浪迷走修行を行なわれている方です。 人間というものは「好き・嫌い」といったことで、「もっとも... Read More

出店にトライ!つれづれノート35

詩人でもある銀色夏生さんのつれづれノートシリーズ35弾です。作者の日常生活を通して綴られる、誰にでもあるごく普通の日常生活の中から、時々ぴかっと光るような、鋭い言葉が飛び出してきます。 今回はそんなシリーズの35冊目ということで、これを初めて手に取る人は存分に楽しむことは少し難しいかもしれませんが、長年の読者にとっては... Read More

イニシエーションラブ

乾くるみ原作、松田翔太・前田敦子で映画化された人気小説。 この小説は、ぜひ映画を見る前に読んでほしいです。 最後にどんでん返しがあると宣伝でうたっていましたが、本当にえっ!?となります。 最初は何があるんだと気を張って読み出したのですが、普通に小説として面白いので、どんどん読み進めていくと、最後にえっ?別人??どういう... Read More

三国志は人生のバイブルです

三国志を読んでスケールの大きさに感動をしました、 劉備、関羽、張飛、曹操,孔明など個性ある登場人物に自分がその人物になったような気分になりました。 劉備、関羽、張飛の桃園の誓いでは男の友情を描いています。孔明を三顧の礼で劉備が迎えるのもいかに人を大事にするかを教えてくれました。 曹操は指導者として指揮官として理想的な人... Read More

「老人の取扱説明書」

キレやすい、意固地になって人の言うことを聞かない、同じ話を何度もする……このような高齢者、多いですよね。明らかに認知症である場合を別にすれば、その原因は老化による体の変化。それがこの本の主張です。例えば、「なぜ高齢者は赤信号を無視するのか」。 その理由は「腰が曲がっていたり、まぶたが下がっているために信号機が見えにくい... Read More

ひとりの女性の人生を読む?!『中年ズッコケ三人組age41』

ズッコケ中年三人組シリーズの二冊目、これは子供のころのシリーズを読んでからのほうが楽しめるかもしれません。 小学生時代、三人組のクラスに転校してきた美少女が、美貌がおとろえない大人の女性になって三人の前に現れた・・となったら、何も起きないわけがないわけで(笑)とはいってたいしたことは起きませんが。 かつての美少女は、多... Read More

教科書には載っていない! 戦前の日本(文庫版)

タイトルは「教科書には載っていない! 戦前の日本」で、著者は、「武田 知弘」です。 この本は、戦前の日本についての意外な日常について、取り上がられた本です。 例えば、日本は朝鮮半島を植民地にしていたので、弾丸列車という朝鮮半島と日本を対馬を経由してトンネルと橋でつなごうとした計画があったらしいです。東京から九州を通り、... Read More