ひとりずもう

ちびまる子ちゃんの作者、さくらももこ先生のエッセイ本の一つである「ひとりずもう」を読みました。この本は主に作者が中高生時代の思春期時に経験した事がとてもコミカルに書かれています。 始まりから中学生時代の性に対してや異性への感情などが赤裸々に語られていて、あっという間にさくらももこワールドにどっぷりと浸かってしまいます。... Read More

イワンのばかは、すごく考えさせられるお話でした

トルストイの民話集にある、イワンのばか。このちょっと間抜けな題名に、以前は何度も読むのを途中で止めていました。でも改めて読んでみると、結局イワンはばかではないんだな~と感慨ひとしおでした。 イワンは、馬鹿が付くほどのお人好しです。”お人好し”という表現は、現在でもあまりいい意味では使われません。要領の悪い人、ダメな人と... Read More

仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?

この本はタイトル通り、仕事が速い人は実際に何をしているのかが書いてありました。 考え方よりも実際に使えるテクニックの方が多かったと思います。 当たり前ですが時間は限られていて、一人ひとり同じ24時間しか与えられていません。 その中で、たくさんの仕事を確実に正確にこなせるようになるにはどうするか、社会人になりたての悩んで... Read More

沈まぬ太陽 御巣鷹山編を読んで

沈まぬ太陽御巣鷹山編は、主人公の勤める航空会社の旅客機が御巣鷹山に墜落し、500人強の死者を出した事件を起こした所から始まります。 主人公はその遺族係として、事故で家族を失った遺族の対応に追われる姿が描かれます。 この小説は日本航空が実際に起こした御巣鷹山墜落事故をベースに書かれた物で、綿密な取材に裏打ちされたディティ... Read More

まっぷたつの子爵

20世紀イタリアの文豪イタロ・カルヴィーノの小説です。読みやすく、ユーモラスで、考えさせられる作品でした。 戦争で体がまっぷたつになってしまい、半身が完全なる悪に、もう一方の半身が完全なる善に分離してしまった子爵の物語です。 まっぷたつになってしまった子爵と普通の人との対比が非常におもしろく、完全な悪の側はもちろん善の... Read More

小説の鉄板 ノルウェイの森

私も20代半ばの頃、日本のほとんどの小説ヤングの例に漏れず「ノルウェイの森」を上下ともに読みました。当時私はそれほど小説を読みませんでした、むしろ現実に存在しない架空の物語にあまり興味を持っておりませんでした。文学的なところに触れたいなと漠然と思っている中、ちょうど映画化のタイミングにも合って小説を上下ともに買って読み... Read More

爽やかな読後感が残る青春小説「地図にない島」

昭和時代に活躍した作家、井上靖氏の「地図にない島」という小説がとても印象に残っております。 新婚旅行先の海で、男主人公はヒロインを乗せて手漕ぎボートを操るのですが、誤ってボートが沖へ流されて遭難しそうになります。 これに嫌気がさしたヒロインが旅行をボイコットし、実家に帰ってしまうという処から物語が始まります。 ヒロイン... Read More

短編小説集『セブン』を読んだ感想

私は先々週に図書館から乾くるみの『セブン』を借りて、2週間ほどかけて少しずつ読みました。この本はタイトルの「セブン」の通り、7つの短編小説から構成されています。 この短編小説集を読んで第一に感じたのは、数字や時間に関するゲームやトリックがうまいと思ったことです。作品はフィクションなので、日常生活では考えられないような出... Read More

私の感じた黒子のバスケの面白さ

これまでのバスケ漫画と言えば、スラムダンクがありましたが黒子のバスケはまた違った方向でバスケットボールの面白さを伝えている漫画と思います。 キセキの世代と呼ばれる同じ中学校にいた最強のメンバー達が高校生になりバラバラの高校へ進学する中、幻のシックスマンと呼ばれた主人公の黒子は強豪校へは進学せずに誠凛高校という普通の学校... Read More

印伝さんと縁結びを読んだ感想

印伝さんと縁結びは普通の大学生の主人公のくくりと京都・名家の御曹司の印伝さんがいきなり縁結びの神様に指名されて婚約をするという話です。 最初はくくりも印伝さんもお互い好き同士じゃなくて、どちらかというと嫌いあっていた感じでした。 でも段々相手の内面に触れていくうちにお互いの良い所を知っていって好きになっていく過程が読ん... Read More