教科書には載っていない! 戦前の日本(文庫版)

タイトルは「教科書には載っていない! 戦前の日本」で、著者は、「武田 知弘」です。

この本は、戦前の日本についての意外な日常について、取り上がられた本です。

例えば、日本は朝鮮半島を植民地にしていたので、弾丸列車という朝鮮半島と日本を対馬を経由してトンネルと橋でつなごうとした計画があったらしいです。東京から九州を通り、対馬、釜山、京城、平壌、北京、上海と結び、東アジア全体を陸続きにしようとする計画の記述がありました。

また、当時は、覚せい剤が違法ではなく、「ヒロポン」と呼ばれて、軍人や戦争へ行く人が、モチベーションを上げようと広く飲まれていたようです。また、特攻隊員には、精神状態を最高の状態にしようと飲んだかどうかは明らかではないですが、渡されていたようです。

また、兵役逃れについての記述もありました。第二次世界大戦が始まる前は、兵役に対しては、あまり厳しい規定がなく、体重や身長などを改ざんして逃れていたみたいです。また、そのようなマニュアルも横行していたそうです。

また、当時は、国産の旅客機が存在していました。台湾の台北・高雄、朝鮮の京城・平壌、満州の新京、中国の北京・上海・香港など、今と変わらなく自由に渡航できたといわれています。しかし、欧米への渡航はあまりなされてはいませんでした。

当時は、戦況のことで頭がいっぱいだと思われていましたが、ある意味、一人ひとりが自由に行動でき、資本主義社会も充実していました。